<妊娠初期を健康に過ごしましょう>
BABY in ME(ベイビーインミー)
「お腹を押されそうで、人ごみを歩くのが怖い」「シルバーシートに座っていたら、白い目で見られた」「目の前でタバコを吸われた」「妊娠していると言い出せず、つわりがひどくても会社を休めずにつらかった」妊娠初期の女性の多くが、そんな経験をしています。
外見から妊娠していることがわかりにくいために、病院でも、「待合室で、妊婦が立っているにも関わらず、つきそいの男性が椅子に座っている」「妊娠していると伝えたのに、レントゲンとられそうになった」などの行き違いが生じることがあるようです。
社会がもっと妊婦に理解を持って欲しい。そんな思いから、妊娠していることをさりげなくアピールするための、「BABY in ME」というシンボルマークを使ったグッズが考案されました。1999年開設のこのホームページで紹介されて以来、静かに、しかし確実に広まっています。
●妊娠生活を安心して送ってもらうために
はじめはTシャツだけでしたが、ホームページに寄せられる要望を受けて、缶バッジや車用のステッカー、携帯ストラップ、キーホルダーなど、グッズの種類も増えてきました。
「マークに気付いて、席を譲ってくれた」「外出がこわくなくなった」と、評判は上々。からだに無理をさせないですむということ以上に、周囲の人の優しさに触れることや、妊婦だと気づいてもらえる安心感から、精神的な安定を得られる効果も大きいのかもしれません。
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