妊婦さんの
新型インフルエンザ
予防&対策B

「ワクチンについて‐2」
取材日:2009/9/15
お話しくださった方:
聖路加看護大学
堀 成美先生


Q.ワクチンは、どこでうってもらえるのですか?

堀先生
「今(9/15)の時点で分かっていることは、医師会で話し合って決めた医療機関と、後はいくつか国が指定する、という風になっています」

★2009年11月11日厚生労働省の発表では、国と契約した受託医療機関となっています。該当する医療機関は、市町村のHPや広報誌を通して広報されるそうです。

Q.新型インフルエンザとは、そんなに怖いものなのですか?

堀先生
「ハイリスクと言われるとビックリするかも知れませんが、ほとんどの妊婦さんは重症化していません。今回は、そんなに強毒とは言われていませんし、今回だけ特別恐れて何かをするということはないかなと思います。
 
 インフルエンザは、もともと新型じゃなくても、毎年一定の数の人がかかるんですね。
 で、たくさんの人がかかると、やっぱり重症の方とかも出てきます。けれど、基本的には妊婦さんであっても多くの人は、何もしなくても良くなります。

 今回たまたま、みなさん大騒ぎしていますけど、思い出してみてください、今まで毎年のインフルエンザシーズン、私たちは、どうしてきましたか?
 そんなに熱心に手も洗わなかったし、マスクも買わなかったのではないですか?
 そうやって、私たちはずっと、いろんな菌やウイルスと生きています…

 今回は、いろんな情報で不安になっている方が多いと思いますが、毎年のことを振り返りながら、具体的にできそうなことから取り組んでみてください。
 別に物品とか、そういうものは要りませんので。食事の前に手を洗うとか、家族全員の健康管理を見直すといった基本的なことを大事にすれば良いかなと思います」

堀先生のお話は、その3「インフルエンザ?と思ったら…」へ続きます。

続き「インフルエンザ?と思ったら」を読む

その1「予防法は?」
その2「ワクチンについて」
その3「ワクチンについて-2」(このページです)
その4「インフルエンザ?と思ったら」
その5「インフルエンザ?と思ったら-2」」
その6「生活を見直す機会に(専門家の視点から」

このインタビュー(抜粋)はYou Tubeでもご覧いただけます。
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